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やっちゃう人とやらない人 2001-5/20 最近思うけれど、いつも新しいことをしちゃう人、また一方でやりたいと言っているけれどやらない人。人のタイプとして2通りが存在する。もちろんその案件の必要性は各人にとってまちまちだし、優先順位もその人にとってさまざまだ。しかし明らかにすぐやっちゃう人は存在する。そしてやっちゃう人はほとんどの場合素早く始める。反対にやらない人はあらゆることについて始めるのが遅く、そして結局やらないことが多い。やらない人の共通の特徴としてはいいわけが用意してあることだ。そのほぼ全員の理由は“忙しい”というものだ。最近の例ではインターネットを始めたいと言う人がいる。でも何年たっても始めない。忙しいからだという。もう十分通信料は安くなりこれ以上待っていてもあまり有利な要素はない。自宅にパソコンがなければ電機屋さんにいけば10万円を切るような手頃なものが売っていて、その場で購入して即日自宅に持って帰れる。接続も確かに初めての初心者には簡単ではない。しかし日本語が読めるほとんどの人は接続可能だろう。(実際繋げているわけだから)これは1例だが、人生のあらゆる場面でそういう状況は存在する。食事に行ってメニューを決めるとき(新しいメニューにチャレンジする人、いつもの定番におさまる人)、洋服を見つけて迷ったとき(いいなって思ったらもう買っちゃう人、とりあえずやめてみる人)・・仕事だからやらなくちゃ(本当はやりたくない)。趣味だからあとでいい(どうしてもやらなくてもいいことは後にする)。いろいろな理由があり言い分もあるだろうが、やらないことにかわりはない。そしてそんなことにと思う人がいるだろうがとりあえずやらないと気が済まなくなってしまうタイプの人がいる。どちらが優れていてどちらが劣っているかなどという論争はまったく興味はないが、僕の結論からするとやっちゃう人には実力がある人が多い。会社の社長、趣味の分野でのオーソリティ、おおきなグループのリーダー。そして同じにおいのする人は引力があるかのように引き合い仲間が形成されていく。そしてより刺激的で重要な情報が集まることになりさらに加速していく。人生は一度だけだ。 |